鈴本演芸場とは?上野の定席の歴史・座席・チケットの取り方

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鈴本演芸場とは?上野の定席の歴史・座席・チケットの取り方

鈴本演芸場とは?上野の定席の歴史・座席・チケットの取り方

上野で落語を楽しみたいと考えたとき、まず名前が挙がる寄席のひとつが「鈴本演芸場」です。
東京都内に残る定席は、新宿末廣亭・浅草演芸ホール・鈴本演芸場・池袋演芸場の4館。
鈴本演芸場は、その一角を担っています。

定席とは、落語をはじめとする演芸を継続的に上演している寄席のことです。
鈴本演芸場は年中無休で営業し、演目は10日ごとに交代します。
落語だけでなく、漫才・曲芸・紙切り・奇術なども楽しめるため、寄席に初めて足を運ぶ人にも演芸の幅広さが伝わりやすいかもしれません。

この記事では、鈴本演芸場の歴史、座席の特徴、上演時間、アクセス、チケットの取り方をまとめました。
「当日券はどこで買うのか」「前売り券はあるのか」といった疑問にも答えていきます。

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鈴本演芸場とは?上野で長い歴史を持つ定席

鈴本演芸場は、東京都台東区上野にある寄席です。
創業は1857年(安政4年)。
東京の寄席の中で最も古い歴史を持ち、現在も上野で演芸を上演し続けています。

その歩みの中で、名称や場所、建物の姿は変化してきました。
1876年(明治9年)には上野広小路の東側へ移転し、「鈴本亭」に改名しています。
その後、1923年(大正12年)の関東大震災後に現在地へ移りました。

さらに1971年(昭和46年)には全面改築され、ビル内に寄席を設ける現在の形になりました。
江戸時代末期に始まった寄席が、明治・大正・昭和を経て、ビル内寄席として営業を続けていることになります。

鈴本演芸場の歴史を簡単に整理すると、次のようになります。

– 1857年(安政4年):創業 – 1876年(明治9年):上野広小路の東側へ移転し、「鈴本亭」に改名 – 1923年(大正12年):関東大震災後、現在地へ移転 – 1971年(昭和46年):ビル内寄席として全面改築

こうして並べてみると、鈴本演芸場が単に古い建物なのではなく、移転や改築を重ねながら受け継がれてきた寄席であることがわかります。
現在の客席はビルの3階部分にありますが、その歴史の始まりは江戸時代末期までさかのぼります。

東京都内に残るほかの定席とあわせて知ると、それぞれの寄席を訪ねる楽しみも広がるかもしれません。
浅草の寄席については、関連記事「浅草演芸ホールの座席・アクセス完全ガイド|初めての寄席におすすめの理由」も参考にしてください。

落語だけではない、鈴本演芸場の公演内容と営業時間

鈴本演芸場では、落語を中心にさまざまな演芸が上演されています。
漫才、曲芸、紙切り、奇術などが組み込まれ、ひとつのジャンルだけに偏らない構成です。

「寄席へ行く」というと、何時間も落語だけを聴く場面を想像する人もいるかもしれません。
しかし、鈴本演芸場では複数の種類の芸を一度に味わえます。
演芸ごとに表現方法が異なるため、落語以外の芸にも触れられるのが定席ならではの面白さです。

演目は10日ごとに交代します。
同じ鈴本演芸場を訪れる場合でも、期間が変われば上演される内容も入れ替わります。
気になる公演があるときは、どの10日間の興行なのかを意識しておくと、予定を整理しやすくなるかもしれません。

営業時間の案内では、開場は11時30分から、営業日は年中無休とされています。
昼席と夜席の基本的な上演時間などは、次のとおりです。

– 昼席:12時30分〜16時30分 – 夜席:17時30分〜20時40分 – 木戸銭:昼夜とも2,800円程度

昼席は12時30分から16時30分まで、夜席は17時30分から20時40分までです。
昼と夜では終了時刻が異なるので、出かける時間帯に合わせて確認しておきましょう。

木戸銭は、昼席・夜席ともに2,800円程度です。
「木戸銭」は寄席の入場料金を指す言葉。
初めて寄席を調べていると見慣れない表現かもしれませんが、チケット代と考えるとわかりやすいかもしれません。

鈴本演芸場は年中無休で営業しています。
演目が10日ごとに替わりながら、一年を通して演芸を楽しめる場所です。
歴史ある寄席と聞くと少し構えてしまうかもしれませんが、公演内容に目を向ければ、落語、漫才、曲芸、紙切り、奇術と実に多彩。
さまざまな芸に出会えるのが鈴本演芸場の大きな特徴です。

座席は285席|小さなテーブル付きで飲食もできる

鈴本演芸場の座席数は285席です。
客席は建物の3階部分に設けられています。

座席の大きな特徴は、それぞれの席に小さなテーブルが付いていること。
鑑賞しながら軽い飲食ができる造りになっています。
昼席は4時間、夜席は3時間10分にわたるため、座席で軽く飲食できる点を便利に感じる人もいるかもしれません。

寄席に慣れていないと、「上演中に飲食してよいのだろうか」と迷うことがあります。
鈴本演芸場は各席にテーブルがあり、軽い飲食をしながら鑑賞できる客席です。
寄席を訪れる前にこの特徴を知っておけば、当日の過ごし方も思い描きやすくなるかもしれません。

ただし、飲食が可能であることと、周囲を気にせず音を立ててよいことは同じではありません。
演芸を楽しむ場では、出演者の声や芸をほかの観客も聴いています。
寄席に限らず、演芸を鑑賞する場では、周囲の鑑賞を妨げないよう意識したいところです。
寄席での基本的な振る舞いをあらかじめ知りたい人は、関連記事「初めての寄席で気をつけたいマナー」もあわせて読んでみてください。

285席という座席数やテーブル付きの客席は、鈴本演芸場を選ぶ際に押さえておきたい情報です。
建物の外からは客席の様子がわからなくても、「3階に客席がある」「座席ごとに小さなテーブルがある」と知っていれば、初めて訪れるときの戸惑いを減らせるかもしれません。

鈴本演芸場の住所は、東京都台東区上野2-7-12です。
最寄り駅からのアクセスは複数あります。

– JR上野駅不忍口から徒歩10分 – JR御徒町駅北口から徒歩5分 – 東京メトロ銀座線上野広小路駅A3出口から徒歩1分

ここで紹介した3つの経路の中では、東京メトロ銀座線・上野広小路駅がもっとも近く、A3出口から徒歩1分です。
駅からの移動時間を短くしたい場合には、使いやすい経路かもしれません。

JRを利用する場合は、上野駅と御徒町駅のどちらからも歩けます。
上野駅は不忍口から徒歩10分、御徒町駅は北口から徒歩5分です。
同じ「上野周辺」でも利用する駅によって徒歩時間が異なるため、出発地に応じて経路を選べます。

鈴本演芸場のチケットの取り方

鈴本演芸場のチケットは、基本的に公演当日に会場窓口で購入します。
各興行の開場時に窓口で木戸銭を支払い、支払い方法は現金が基本です。

通常の利用について押さえておきたい流れは、シンプルにまとめられます。

1. 観たい興行と昼席・夜席の時間を確認する 2. 公演当日、鈴本演芸場へ行く 3. 各興行(昼席・夜席)の開場時に会場窓口でチケットを購入する 4. 木戸銭を現金で支払う

定席のチケットに慣れていない人が特に注意したいのは、「基本的に当日、各興行の開場時に会場窓口で現金払い」という点です。
どの公演も常に一般的なプレイガイドで前売りされている、と考えないようにしましょう。

一方、すべての興行が当日販売だけというわけではありません。
年末年始興行や特別公演では、前売りの予約席が用意される場合があります。
その際に使われるのが、専用予約サイト「鈴本チケット」です。

つまり、チケットの取り方は興行の種類によって次の2通りに分かれます。

– 通常の興行:当日、各興行の開場時に会場窓口で購入し、現金で支払う – 年末年始興行・特別公演:前売り予約席が設定された場合、「鈴本チケット」で購入する

ここで大切なのは、年末年始興行や特別公演なら必ず前売りになるわけではなく、「前売り予約席を購入できる場合がある」ということです。
観たい公演が通常興行なのか、予約席のある特別な興行なのかによって、購入方法を確認してください。

また、独演会・落語会では定席とチケットの仕組みが異なる場合があるため、あわせて確認しておくと安心かもしれません。
両者の違いを整理したい場合は、関連記事「独演会・落語会のチケットの取り方|先行予約も解説」を参考にしてください。

鈴本演芸場へ行く前には、まず昼席と夜席のどちらを観るかを決め、次に通常興行か、前売り予約席が用意される公演かを確認します。
通常興行なら当日の各興行の開場時に窓口で現金払い、予約席が設定された年末年始興行や特別公演なら「鈴本チケット」と覚えておけば、購入方法を混同しにくくなるかもしれません。

鈴本演芸場についてのFAQ

鈴本演芸場はどこにありますか?

東京都台東区上野2-7-12にあります。
JR上野駅不忍口から徒歩10分、JR御徒町駅北口から徒歩5分です。
東京メトロ銀座線上野広小路駅を使う場合は、A3出口から徒歩1分で到着します。

チケットは事前に予約できますか?

通常は、公演当日に会場窓口で購入します。
各興行(昼席・夜席)の開場時に窓口で現金を支払う方法が基本です。
ただし、年末年始興行や特別公演では、専用予約サイト「鈴本チケット」で前売り予約席を購入できる場合があります。

昼席と夜席の時間、料金はいくらですか?

昼席は12時30分から16時30分、夜席は17時30分から20時40分です。
木戸銭は昼夜ともに2,800円程度です。
鈴本演芸場の営業時間の案内では、開場は11時30分からとされ、年中無休で営業しています。
各興行の開場時刻については、観覧する昼席・夜席の案内を確認してください。

落語以外の演芸も観られますか?

はい。
鈴本演芸場では落語だけでなく、漫才・曲芸・紙切り・奇術など、バラエティに富んだ演芸が上演されています。
演目は10日ごとに交代するため、訪れる時期によって異なる内容を楽しめます。

まとめ

鈴本演芸場は1857年(安政4年)創業で、東京の寄席の中で最も古い歴史を持つ定席です。
1876年(明治9年)に上野広小路の東側へ移って「鈴本亭」となり、関東大震災後の1923年(大正12年)に現在地へ移転。
1971年(昭和46年)には、ビル内寄席として全面改築されました。

客席は建物の3階部分にあり、座席数は285席です。
各席には小さなテーブルが設けられ、軽い飲食をしながら演芸を鑑賞できます。
落語に加えて、漫才・曲芸・紙切り・奇術などが上演されるのも魅力です。

チケットは、通常なら当日の各興行(昼席・夜席)の開場時に会場窓口で購入し、現金で支払います。
年末年始興行や特別公演については、「鈴本チケット」で前売り予約席が販売される場合もあります。
通常興行と特別な興行で購入方法が異なる点を覚えておきましょう。

上野で長い歴史をつないできた鈴本演芸場。
座席や時間、チケットの仕組みを事前に把握しておけば、初めての寄席でも公演選びから当日の入場まで落ち着いて進められるかもしれません。

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はじめまして。
落語ガイド「デバヤシ!」を運営しています。

もともと歌舞伎をはじめとする日本の伝統芸能が好きで、舞台を観たり、演目について調べたりすることを楽しんできました。

そんな中で改めて感じたのが、

「落語って、知れば知るほど面白い。でも、初めての人には意外と分からないことも多い」

ということです。

有名な演目の名前は聞いたことがあっても、

「どんな噺なの?」
「最初に聴くなら何がおすすめ?」
「寄席って初めてでも行っていいの?」
「落語家さんによって何が違うの?」

など、興味を持ったばかりの頃には分からないことがたくさんあります。

そこで作ったのが「デバヤシ!」です。

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